更新:2009年7月1日
特定非営利活動法人オリザネット 人目のお客様
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活動の状況
田んぼの生き物博士研修会
 オリザネットの田んぼで、7月1日に行われた埼玉県生態系保護協会春日部支部主催の、田んぼの生き物博士研修会に協力しました。研修会は、今回で3回目。水生生物と田んぼの野草(雑草)を現地で採取して特長や生態などを学びました。イネとタイヌビエ、オモダカとクワイの違いや、イネドロオイムシ、イネツトムシの被害状況、ハイイロゲンゴロウの成虫、幼虫、子どもを背負ったキクヅキコモリグモ、まだ小さいミズカマキリ、羽化直後のアキアカネなどが確認されました。6月10日の第2回研修会で見られたカブトエビ、ホウネンエビは、すでに姿を消していました。
農地水環境保全向上対策
 6月28日、埼玉県鴻巣市の活動組織が行った生き物調べを支援しました。
キヤッセ羽生の生き物調べ
 6月27日、埼玉県羽生市のキヤッセ羽生で行われた、田んぼの生き物調べイベントに協力しました。
さいたま市の親子生き物調べ
 6月27日、さいたま市内で行われた子育てグループの、田んぼの生き物調べを支援しました。
東京葛飾区小学校の生き物調べ
 6月25日、埼玉県羽生市のキヤッセ羽生近くの田んぼで行われた、東京都葛飾区立小学校の農業体験活動の生き物調べを支援しました。
おかめちゃん除草
 オリザネットが、10アールの田んぼで、市民参加の田んぼの学校を始めて、今年で9年目。生き物の生息のため、除草剤を使わないので、はじめはヒエやコナギ、ホタルイ、マツバイなどの除草に追われました。そのうち、15センチ以上の深水にすれば、ヒエが抑えられることを体験しましたが、そのほかの草は、だめでした。八反転がしを使うようになって、いくぶん除草回数が減りましたが、その後、田こすり道具の「おかめ」の改良型「おかめちゃん」を使って、田植後、2回除草すれば、田の草は、ほぼ抑えられるようになりました。
 おかめちゃんは、爪の付いたデッキブラシのようなもの。古くからある道具で、「今は除草剤を使っているが、昔は、よく田こすりをした。八反転がしより、除草効果はあるように思う。」という農家もあります。
おかめちゃん除草のポイント
@代かき後、10日から2週間以内に、5センチ以上の水深を保って、田の底を「おかめちゃん」でこする。初期除草。
Aコナギ、ホタルイなどを根ごと、水面に浮かせる。
Bコナギなどの根の長さより十分な水深を保てれば、そのまま浮かせておく。
C田の草は、水草なので、水に浮かせたままでは、すぐに枯死しないが、成長しなくなる。
Dオモダカやクログワイなど、根塊や根茎があるものは、いったん浮いても沈んでしまうことがあるので、集めてあぜに上げる。風で吹き寄せられるので集めやすい。
E条間、株間、たてよこ、よくこするのがコツ。
Fそのため尺角植えが基本。たてよこ30センチ植え。田植え機の改造が必要。手植えなら問題ない。
G初期除草後、2週間から3週間以内に、「おかめちゃん」で2回目の除草。
H初期除草でこすりそこなったところに、大きくなった草が残っている場合がある。「おかめちゃん」で根ごとはがして土の中に埋め込んでしまう。
I昨年は、8月になってクサネムが生えてきたので、手で取ったが、たいしたことではなかった。
 田の草取りは、これでおしまい。
 チェーン除草も、田こすりと原理は同じ。面積が広い場合は、チェーン除草が良いと思います。
米ぬか除草
 6月22日、23日、栃木県と埼玉県の、米ぬか除草の現場を見ました。
 栃木の現場は、田んぼにオタマジャクシがいて、ヤゴの抜け殻が見られました。同時に、コナギもよく育っていました。米ぬかの量は、反あたり60キロ程度、一般的な量の半分で、散布後「においはしたけれど、それほどでもなかった」とのことです。米ぬかの散布量が少なく、除草効果が小さかったため、卵で越冬したトンボが、米ぬかが発する酸の影響を受けずにすんで、水中が過度な酸欠状態にもならず、うまく育ったようです。農家は、今後、除草機を何度か使う予定とのことです。
 埼玉の例では、一見して、草は見当たらず、においもしません。米ぬか散布から一月以上たっていて、その間、すでに1回、全面的な草の手取り作業を終えています。それでも田んぼの真ん中のほうは、草が取りきれず、今年はあきらめたと、農家が話していました。
 同じ田んぼに、私たちは、何度も通って経緯を見ていますが、初めのころは、田んぼ全体がどぶ臭く、生き物もチョウバエやミズアブの幼虫など下水の生き物ばかりで、ニホンアマガエルが畦から水に飛び込めずに、じっとたたずんでいたのが印象的でした。ここでは、反あたり120キロの米ぬかをまいています。農家は「米ぬかまいて生き物がいるようでは、雑草にはきかない。」といっています。それでも、米ぬかの除草効果は薄く、すでに全面的な手取り作業を1回しましたが、今後、さらに2回、3回と繰り返す予定で、来年は無農薬栽培をやめようと思うと言っていました。すでににおいもしなくなっている田んぼに、コガムシの幼虫がたくさんいましたが、ヤゴの抜け殻、オタマジャクシなどはみあたりません。米ぬかの害が薄くなってから、コガムシが飛来して産卵し、幼虫が成育したのだと思います。
 同じ地区内の、ほかの米ぬか除草田んぼには、ニホンアマガエルのオタマジャクシがたくさんいました。この田んぼでも、米ぬか散布直後は、水が赤くにごり、生き物の姿は見られませんでしたが、米ぬかの害がなくなってから産卵したものが育ってきているのだろうと思います。すでに、田んぼ内に米ぬかの残滓はみあたりませんでした。
 米ぬか除草は、除草剤を使わない方法のひとつとして、各地で行われていますが、水管理や散布量、散布のタイミング、その地域の水田野草の種類などによって、きく、きかないの差が大きく出てしまうようです。
 また、米ぬかが発する酸や水中の酸素欠乏は、生き物の生育に好ましいものではありません。米ぬか除草が生き物を増やすというのは、米ぬかの害がなくなってからの現象です。早期たん水、冬期たん水などを行って、生き物の越冬や春、夏にかけての生き物の産卵、生息などを期待する場合は、別の方法を考えたほうがよいと思います。魚道設置も同じです。
農村エコアップ現場確認
 農と自然を大切にしようと、栃木県市貝町と茂木町の農家と協力して作ったいきものだまりのその後の状況を確認しました。確認した2箇所のいきものだまりでは、アカガエル類の繁殖や、イトトンボ類の飛翔が見られ、農村の生物多様性の向上に期待がもてました。
有機農家の生き物調べ事前確認
 6月22日、栃木県市貝町の有機農家が行う生き物調べ活動の事前現場確認に立ち会いました。昨年、はじめて農家単独で、消費者や子どもたちと田んぼの生き物調べを行い、農と自然とのふれあい活動を行ったところです。今年も、近ぢか、同様の活動を行いたいとのことでしたので、農家と一緒に、現場の生き物状況を確認しました。生き物への関心も高く、日ごろの勉強にも熱心にとりくんでいるようですが、まだ不十分なところがあるようで、実施日直前に、生き物状況を把握しておくと、当日の運営もスムースに運べると思います。
農地水環境保全向上対策・生き物調べ支援
 平成21年度の農地水環境保全向上対策が始まり、6月21日、栃木県小山市の活動組織が行った地域の生き物調べを支援しました。
田んぼの学校平方(教育ファーム)
 6月20日、田んぼの生き物観察と2回目の除草作業をしました。
有機農家の研修
 栃木県茂木町の有機農家のグループと、6月19日、田んぼの生き物と雑草(野草)の研修をしました。
市民団体の田んぼの生き物調べ協力
 埼玉県さいたま市で市民による米づくりをしている市民団体と、6月17日、生き物調べの研修会を行いました。参加人数が100人をこえるそうなので、大人数でもできる拠点方式による生き物調べの方法を現場で研修しました。田んぼの生き物調べは、生き物を知らないとできないのですが、どれだけ知っておく必要があるかは、生き物調べの目的によって異なりますし、大人数の参加者に等しく対応できることも大切です。みなさん大変熱心で、メモを取ったり、質問されたりしていました。
教育ファーム協力
 6月16日、埼玉県さいたま市内の教育ファームの田んぼの生き物調べに協力しました。小学6年生170人が、田んぼの草取り等の農作業とともに生き物調査をしました。大人数、短時間での活動でしたが、オリザネットの拠点方式にて、うまくできました。
平方自然観察林の草刈り作業
 越谷市平方にある雑木林、平方自然観察林の入り口付近が草ぼうぼうになったので、6月14日、清掃と草刈作業をしました。バッタ類の生息が期待される草地エリアは、セイタカアワダチソウとクズに占領されてしまいましたので、ここも刈りました。まだヤマグワの実が残っていて、赤い実は、すっぱく、甘みはありませんが、それはそれで、いい味でした。
田んぼの学校平方(教育ファーム)
 5月30日に、おかめちゃんで初期除草をしましたので、6月13日現在、新規発芽はなさそうですが、初期除草でもれた畦際で、大きくなったコナギが見られます。越谷市特産のクワイは、水の上に葉がでてきました。畦の一部に植えたサトイモも一部、芽がでています。水深を8〜10センチ、常時確保できるように水管理していますので、水生生物も順調に育っています。ヒエもでていません。
越谷市環境推進市民会議総会
 越谷市中央市民会館で、6月13日、越谷市環境推進市民会議総会が行われ、21年度事業計画などが決まりました。総会後に行われた理事会で、オリザネットの斉藤代表が、会長に選出されました。
田んぼの生き物調べ協力
 6月13日、さいたま市内で行われた田んぼの生き物調べに協力しました。親子あわせて100人近くの参加があり、田の草とりと生き物調べに分かれて、交互に行いました。
田んぼの水路にコケムシ
 栃木県小山市の農家から連絡があり、6月10日、現地に行ってみると、農業用水が流れる水路に、不思議なものが大量に付着していました。水路側面と底にびっしりあって、長さは数百m。正体はコケムシ。内部にガスがたまると水面に浮いてくるオオマリコケムシと違って、付着したままのようです。
田んぼの生き物調べ
 地元の農業、農産物のPRをかねて、田んぼの恵みを消費者に知ってもらう「田んぼの生き物調べ」が、6月27日、羽生市農政課とキヤッセ羽生主催、オリザネット協力で、埼玉県羽生市三田ケ谷のキヤッセ羽生と付近の田んぼで開催されます。
田んぼの生き物研修会
 オリザネットの教育ファームの田んぼで、6月10日、埼玉県生態系保護協会春日部支部の第2回田んぼの生き物博士研修会が、18名の参加で行われました。水入れから25日たって、田んぼの水生生物は、そろそろ終盤です。カブトエビ、ホウネンエビは、十分大きくなっていて、まもなく産卵して姿を消すでしょう。コガムシの幼虫も、最大の大きさになっています。すでに畦にもぐってサナギになっているものもいる時期です。コモリグモ類、ヒル類、ハネカクシ類、ゾウムシ類、アメンボ類、カエル類、カイエビ類、ユスリカ類、イトトンボ類、ゲンゴロウ類、ガムシ類、そして今期田んぼで生まれたドジョウも確認され、良い研修になったと思います。最後に、皆さんで、おかめちゃんを使った田こすり体験をしてもらいました。
教育ファーム協力
 6月9日、埼玉県さいたま市内の教育ファームの活動に協力し、畑作と林のかかわりについて、小学6年生30人の授業を支援しました。この日の教育ファームは、畑の堆肥まき、草とり、土寄せなどの農作業と、畑に隣接する雑木林の役割りの学習です。2グループに別れ、1時間ずつ、畑と林をいったりきたりしました。畑で使う堆肥の原料になる落ち葉が、林の中に山積みされていたので、その近くに子どもたちに集まってもらい、常緑樹や落葉樹、高木、低木、人と林のかかわりなどの話をしたあと、落ち葉を分解する土壌生物の観察をしました。数人単位で、落ち葉の下のほうを採取して、ふるいにかけ、ダニ、ムカデ、線虫、ミミズ、トビムシ、ヨコエビ、ワラジムシ、ハネカクシなど、落ち葉を分解する生物、その生物を捕食する生物を見て、樹木・落ち葉・生物・分解・堆肥・畑・作物・食という、つながりを体験してもらいました。各自、バインダーと筆記用具、林の簡単なイラストを書いた用紙を配り、確認した生き物や話の内容などを記入、記録してもらいました。
環境貢献農業小貫実践塾
 6月7日の実践塾は、生物多様性を重視した水田除草がテーマ。無農薬除草は、米ぬか散布、アイガモ農法、不耕起冬期たん水など、さまざまな方法が提案、実行されています。無農薬なので、どの方法でも人間には安全かもしれませんが、生物多様性から見ると、それぞれ一長一短があります。この日の実践塾は、田こすりによる除草法の実習です。はじめに、水田雑草の種類、発芽・萌芽のしかた、繁殖方法、越冬方法などを、2時間講義し、オリザネット製田こすり機(おかめちゃん)と市販の八反転がしを使って、発芽・萌芽初期の水田雑草を除去しました。水深10センチ程度の水面に、葉、根とも2〜3センチのコナギ、塊茎から芽の出ているオモダカなどが大量に浮き上がりました。ここ数年来の経験では、初期除草と、2回目の除草作業を、しっかりやっておけば、水田除草は十分のようです。
教育ファーム説明会
 農林水産省の教育ファーム助成事業の関東ブロック(茨城・栃木・群馬・埼玉)説明会が、6月5日、さいたま市でありました。参加団体の活動紹介を聞くと、各団体とも、単なる農業体験から、教育的活動を伴う教育ファームへの進展に努力している様子が分かりました。田植をして楽しかった、稲刈りをはじめて体験した、という体験活動は、農業を身近に感じてもらうには、とても重要ですが、それだけでは教育ファームとはいいません。教育ファームは、「何らかの教育的配慮がなされる活動を伴う農園」をいいます。農林水産省の教育ファーム助成事業は、食育推進基本計画に基づいていますが、教育ファームが担う教育活動は、食育ばかりでなく、環境教育、総合的学習、青少年育成、さらに新規就農者教育など、多岐にわたります。お米をつくる、野菜をつくるという農作業自体は同じでも、何を期待するかによって、説明内容や手順などが異なります。場合によっては、補助教材も必要です。何らかの教育的目標を達成するために、集団で農作業体験を行う教育ファームは、実に大きな可能性を持っているという観点から、教育ファームを発展させていくことが大切であると考えています。
越谷市内中学校の総合的学習で田んぼの多面的機能についての授業
 6月3日、越谷市内中学校の1年生約300人に、「知っておきたい田んぼの役割り」と題して生物多様性保全機能を中心とした田んぼの多面的機能に関するお話をしました。例年、田植えと稲刈りだけやっていたそうですが、体験で終わってしまうので、事前に田んぼの役割についての理解を深めさせた上で田植体験させたいとの依頼でした。
東京新聞「生物多様性」
 5月22日は国際生物多様性の日 田んぼのいのちとわたしたち 里山 田んぼといきもの という記事が、5月19日の東京新聞に掲載されました。見開き2ページの大判カラーです。オリザネットのコメントなどで構成されています。田んぼの生き物の楽しいイラストもあります。
教育ファーム(田んぼの学校)生き物調べと初期除草
 午前中、ときどき小雨がパラつく天気だった5月30日、田植後1週間たった田んぼで、生き物調べと初期除草をしました。水深は13〜14センチあり、田んぼの水生生物にとって好条件でした。カブトエビ、ホウネンエビ、コガムシの幼虫、1センチ以下のどじょうなどが、文字通り、うじゃうじゃ。にごった泥水で、水中の様子は見えませんが、小網ですくうと、何かしらの生き物がはいります。水の表面にはミジンコ群の一部が見られます。30センチ間隔で植えた苗の間を、おかめちゃん13台で、田こすり。次々に白い根っこが生えたコナギやイヌホタルイなどが水面に浮かんできます。水深が深いので、田こすりに、もってこいです。オリザネットの田んぼでは、除草剤を使わない代わりに、おかめちゃんによる、初期除草を十分行います。6月中旬に、八反転がしで除草すれば、それで草取りはおしまい。昼前に雨も上がり大人17人、子ども16人で、田んぼの生き物に親しみました。
農地水環境保全向上対策・栃木
 栃木県農地水環境保全向上対策推進協議会による、農地水環境保全向上対策に係る説明会が、小山市内61活動組織(市内の活動組織数で県内1)から200名以上の関係者を集め、5月25日、小山市文化センターで開催されました。事業3年目にあたる今年は、エコアップ活動への取組みが加わりました。栃木県は、事業初年度から、生き物調べを必須とし、昨年は、季節によってかわる生き物に、より深く目を向けてもらうよう、田んぼや水路などで、生き物調べを2回以上実施するようにしました。今年度は、生き物調べは1回以上、かわりにエコアップ活動を取り入れることになりました。協議会では、生き物調査を通して、「後世にも誇れる元気で豊かな農業農村」づくりを将来像に掲げ、「元気アップ・エコアップ」をコンセプトに、多様な生き物が生息できる元気な農村空間を創造しようという方向性を示しています。生き物調べだけを繰り返すのではなく、エコアップ活動を進め、人も生き物も、ともに栄える農業農村をめざす取組は、オリザネットの求めるところです。オリザネットも、この取組が成功するよう協力させていただきたいと思います。説明会は、このあと栃木県内各所で順次開催される予定です。
教育ファーム田植え
 5月24日、朝から小雨が降っていましたが、大人19人、子ども16人で、赤米、黒米、みどり米の苗を植えました。4月5日に育苗箱に40gでうす蒔きし、ブルーシートで、プール育苗しました。苗が立派にできたので、周りの農家にほめられました。水入れ翌日に代かきをし、代かきから6日目には、ホウネンエビ、カブトエビ、ドジョウの小さな姿が見られ、コガムシの舟が随所にありました。代かきから10日目にあたる24日は、手で水をすくうとホウネンエビが数匹入るほど増えていました。20センチ四方に30〜40匹ホウネンエビがいます。ほとんどのコガムシ舟は穴が開いて、すでに幼虫が脱出済みでした。いよいよ生き物だらけの田んぼの季節到来です。田植え時の水深は10センチ、もう少し浅いほうが田植はしやすいのですが、水生生物のことを考えて、水深は浅くしません。人の不便さより、水生生物の生息環境を重視しました。苗がしっかりできましたので、水没の心配もありません。次回は、初期除草と生き物調べです。
荒川河川敷の自然地管理活動
 川口っ子あらかわクラブによる、埼玉県川口市の荒川河川敷にある自然地の除草活動に協力しました。
田んぼ周りの生き物絵葉書
 農村の生き物を紹介した絵葉書を作りました。農業用水路の魚編、野の草花編、田んぼの生き物編。
夏期たん水
 関東平野部の主な麦作地は、そろそろ麦刈りの季節を迎えます。刈入れが終わったあとの、7月から9月にかけて、農家によっては、抑草と連作障害防止のため、畑に水を張ります。オリザネットは、2年前から、水張り麦畑の水生生物と野鳥の生息状況を調べています。これまでサギ類、シギ・チドリ類が多数確認されています。同時に小型のゲンゴロウ類やガムシ類の幼虫、成虫のほか、ウスバキトンボのヤゴが大量に見られています。河口付近や海の干潟が激減しているなかで、内陸の水張り農地がシギ・チドリ類の採餌地として有効なのではないかと考えています。
田んぼの生き物調べ
 オリザネットの協力で、生き物と田んぼの関係を学ぶ、埼玉県生態系保護協会春日部支部主催の田んぼの生き物博士養成講座が、5月13日から始まりました。農業と生き物との関係が分かるナチュラリストを養成します。
教育ファーム
 今年の田んぼの学校は、昨年に引き続いて、食育を重視した取組を行います。5月5日、開校式とあぜづくり、5月10日、あぜづくりと堆肥まきをしました。 
田んぼの生き物調べの指導者研修
 田んぼやその周辺の生き物の種類や数は、とても多く、全部把握することは、至難の業です。生き物調べには、目的や段階がありますので、ねらいをしぼった調べ方が大切だと思います。農作物への被害防止の観点から、害虫、益虫という調べ方をする場合や、食が作られる環境を理解しよう、してもらおうという場合、農薬を使わないで農作物を作ろうという場合などで、調べようとする対象は、ある程度、限られてきます。少しずつでも、現場で生き物調べを支援できる人を増やそうと、オリザネットでは、生き物調べ指導者研修を行っています。
 最近は、田んぼ周りの生き物図鑑は、さまざまなものが出版されていますので、独自に田んぼ周りの生き物に接している人が増えているのではないかと思います。
多くの人が田んぼ周りの生き物、ひいては農村の生き物に関心を持ってもらえるといいと思います。
 生き物を理解するには、現場で、実際の生き物に接することが何よりも大切だと思います。オリザネットは、自前の田んぼや、協力農家の田んぼや周辺環境を使わせてもらって、実地研修会をひんぱんに開いています。みなさんも、図鑑片手に、知り合いの農家の田んぼなどで、実際に生き物に触れてみてください。
農家向けの生き物調べ
 農家や農家グループ、消費者の皆さん、小学校にむけた田んぼの生き物調べの協力活動を実施しています。
環境貢献農業小貫実践塾
 栃木県茂木町の有機農家松井ファームを会場に、今年で4年目になる実践塾が、5月3日から始まりました。環境への取組は、環境負荷の低減と、良好な環境の維持および改善です。環境負荷の低減を追求してきた有機農業に生物多様性を加えた農業を進めています。
国際カエル年ポスター作成
 昨年は、国際カエル年でした。世界的に減少が心配されている両生類の危機を、多くの人に知ってもらおうと、国際自然保護連合(IUCN)と世界動物園水族館協会(WAZA)が提唱してキャンペーンを進めました。わが国でも、日本動物園水族館協会などが趣旨に賛同して、さまざまな活動を展開しました。オリザネットも、カエルを代表とする農村の生物や、それらの生物も育む農村環境の大切さを、多くの人に知ってもらおうと、普及啓発用のポスターを、昨年6月に作成しました。
農村エコアップ活動
 栃木県市貝町の有機農家とともに、たん水湿地を作りました。まず1月下旬に、バックフォーで、大枠を堀り、4月中旬、周辺整備をしました。5月上旬、現地調査をしたところ、ニホンアカガエルのオタマジャクシが泳いでいました。湿地の一部にクレソンが植えられ、すでに宅配野菜とともに出荷しているそうです。


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